政府によるe-Japan戦略Uにおいて、情報リテラシーの向上、コンテンツ・クリエイターの育成が重点政策として位置づけられているように、ITリテラシーを土台にして、創造力とコミュニケーション力を高めていくことが、我が国の課題として認識されるようになっている。
  特に、ブロードバンドやモバイル技術が普及し、利用者の裾野が広がる中で、我が国の次代を担う子どもの創造力・表現力をデジタル技術を用いていかに高めていくかが重要な課題となっている。
 他方、現状においては、小中学校へのインターネットの普及など、デジタル環境の整備は進んでいるが、子どもの情報制作活動を支援するアプリケーションや技術は不足しており、また、どのような技術を今後開発していくかの方向性も確立していない状況にある。
  以上のような認識のもと、本研究会は、子ども向けのインターフェース、アプリケーション等の開発や、デジタル技術を活用した子どもの創造力・表現力を増進するための取組みに関する国内外の動向を整理・体系化し、今後の推進方策のあり方について検討することを目的とする。
 
 
1)情報通信分野における子ども向けのインターフェース、アプリケーション等の開発動向の整理
子どもが利用しやすいようにという観点から開発されたインターフェースやアプリケーション等に関する国内外の先進事例を調査、整理すること。
 
2)デジタル技術の活用による子どもの創造力・表現力の増進に向けた取組みの整理
デジタル技術の活用によって子どもの創造力・表現力を高めるための取組みに関する国内外の先進事例を調査、整理すること。
 
3)今後の推進方策に関する検討
1)及び2)の結果を踏まえ、子ども向けのデジタル技術のあり方について研究開発指針及び研究開発推進方策を策定し、提言すること。