8月20日（土）こどもだけのミュージアムin代官山の様子をお伝えします！

こどもだけのミュージアムでは、
会場にあるさまざまな素材・道具を自由に使い創作します。
こちらから、「こういうものをつくろう！」という事は一切言いません。
こども達それぞれが自分のペースで様々な選択をしながら、
いろいろなもの・ことが生み出されていきます。

今回のミュージアムで生まれたことの一部をご紹介します。

ミュージアムに来る子どもたちは

「今日はこんなものをつくりたい！」

と構想を練ってくる人もいれば

「うーん、どうしようかな・・・。」

とミュージアムを見回して、歩いて、材料をさわっているうちに
さまざまなもの・ことを生み出していく人もいます。

今回はコマをつくる！と決めてやってきた子がいました。
ミュージアムにある素材・道具を吟味して自分が思い描くコマをつくり
コマが回る場所もとても素敵な形に作っていました。
それを見ていたどんなものをつくろうかと悩んでいた子。
そのコマがあまりによく回るからなのか、
なにかに魅力を感じたのか、
その子もコマをつくり始めました。
つくり方を聞くわけでもなく、他の人がつくったものを「見る」ことで
自分のコマをつくりあげました。
とてもカタチが美しいコマで、ものすごくよく回るコマが出来上がりました。

ミュージアムでは、まわりの人がつくっているもの・やっていることに触発されて
さらに素敵な出来事が生まれることが多々あります。
不思議なコミュニケーションが生まれ、とても仲良くなる人たちもいます。
そういったことが生まれるのもミュージアムの時間の「もの・こと」のひとつだなあといつも感じます。
（改田）