キッズクリエイティブ研究所

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2014年11月8日(土)
プログラミングラボinアカサカ

   

作品のきほんのかたち、いちばん見せたいところはなんだろう

こんにちは!プログラミングラボinアカサカ講師の片岡です。


もう4月から8回目となるアカサカ。12月の発表会にむけて、こどもたちの作品への集中力・意欲もいつも以上に高まっていました。

もくもくと自分たちの作品づくりに専念する中、今回は「きほんのかたち」についてお話をしました。こどもたちがやりたいこと、作品に入れ込みたいプログラムはたくさんあります。その中でも、いちばん見せたいところは?人に伝えたいことは?ということを大切にしていくことで、その作品のポイントが際立ちます。「きほんのかたち」の中にはその作品のうごきやみため、それは電子工作でも、スクラッチのゲームづくりでも大切なこととなっていきます。「きほんのかたち」を振り返ることによって、今できているところ、これからやってみたいところが見えてきます。「きほんのかたち」ができたら、前回考えたレシピの「ちょい足し」をしていくと作品の魅力が増していきます。

作品の「きほんのかたち」は人それぞれ。
ロボットのうごきを重視していたり、ラズベリーパイのモニターを小さいものにしたり、マインクラフト×スクラッチでできるタワーの見ためだったり、ゲームの操作の仕方やストーリーだったり。
この日は「きほんのかたち」のひとつ、ロボットの目をLEDで光らせることを画面のボタンで制御することができた子がいました。はじめは片方の目しかつかなかったけれど、その後自分でどこが間違っているのかを調べて、ついに両目を光らせることに成功!「できたーーー!」ととても嬉しそうに、教室の中でロボットを動かして試していました。自分ががんばってできた作品には、より愛着がわいてきます。

この日から新たしくきた子、前回からきた子はラズベリーパイでどんなことができるかを試しながら、モーターを動かした作品づくりをしたい、など少しずつ目標をつくっていけていました。
はじめてのハンダ付けが上手にできた子もうれしそうに終わったあとおうちの人にお話しをしていました。おうちでつくってきたスクラッチ2.0の作品を,ラズパイで使えるように1.4に移行することも自分の作品の大切な一部なので、めんどくさい~と言いながらも一生懸命集中して取り組んでいました。
わからないところはお友達と一緒に協力しながら、楽しく、でも真剣な表情を見せてくれるアカサカのこどもたち。みんなの「できた!」という達成感でいっぱいの声を聞くのが楽しみです。