キッズクリエイティブ研究所

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2014年4月27日(日)
プログラミングラボinロッポンギ

「レトロをたずねて、リミックスを知る?!」 

1980年代、ファミリーコンピューターが社会現象になり、みんながゲームに夢中になりました。あれから30年、ゲームは大きく進化し、様々なゲームが生まれましたが、昔つくられたゲームが、今遊んでも楽しいのは、そこに「ゲーム作り」の大事なことが詰まっているから。
今回は、今のゲームにも大きな影響を与えた昔ながらのゲーム作品のルールや、システム、魅力を分析して、それを活かした自分だけのゲーム作りに挑戦します。
どんな工夫があれば、ゲームはもっと面白くなるだろう?
ゲーム開発者になった気分で、ゲームの研究と制作をしてみよう!

 

●あいさつ
みんなは普段どんなゲームで遊んでいるか発表してもらった後、ゲーム開発もするグリー株式会社から社員の狩野さんにゲームづくりに大切なポイントも話していただきました。
 
●まずはゲームで遊んでみよう!
今日の会場はゲームがいっぱいならんだゲームのテーマパークになっています。 ゲームをつくる前に、スクラッチで再現された10種類以上のレトロゲームで遊んでもらいます。
 
●考えてみよう! 
ゲームで遊んだあとは面白いところ、自分ならもっとこうする、など気づいたことを付箋に書いて張り付けていきます。
「シンプルでよかった」、「ライフをつけたい」、「タイマーをつけたら難しくなりそう」、「デザインを変えたい」などたくさんの感想、アイディアがでました。
 
●リミックスに挑戦しよう!
「Pong(ポン)」というピンポンゲームを使ってまずはリミックスの練習をします。
制限時間を設けて、時間内にどうやったらこのゲームを難しくできるか挑戦です。 跳ね返す玉が2つあるもの、だんだん玉のスピードが早くなっていくもの、不規則な跳ね返り方をするものなど短時間でも色々な作品ができました。 
 
●自由制作 
ゲームについて考え、リミックスの練習をしたあとは本格的にゲーム制作に入ります。
用意した様々なゲームの中から自分の好きなものを選び、考えてきたゲームづくりの視点を意識しながらリミックスしていきます。ゲームに欠かせない説明書も自分でつくりました。
色に着目して迷路に仕掛けを組み込む子、お化け退治ゲームをつくろうとする子、以前のプログラミングラボで作ったことのある「ネコから逃げろ!」のゲームとPongを組み合わせた子、それぞれのアイディアをゲームに反映させるためにサポートするファシリテーターに何がしたいのかを伝えてヒントを獲得しながら進めていました。
 
●オリジナルゲームのテーマパークで遊ぼう! 
作品が完成したら、みんながつくったゲームで遊びます。 
友達同士遊んだ作品には、感想を付箋でパソコンに貼りつけていきます。
   
●おわり
休憩もそっちのけでゲームづくりに熱中し、隠し通路のある迷路ゲーム、不規則に逃げ回る球を集めるパックマンなど様々なユニークなゲームができあがりました。 みなさん、お疲れ様でした!

皆さんの作品はこちらのページで公開していますので、ぜひ遊びに来てください!

>>http://scratch.mit.edu/studios/417778/