キッズクリエイティブ研究所

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2022年12月18日(日)
「水平線のダンス」
(小学生クラス)in 竹芝

今回は、「水平線ってなんだろう?」からはじまりました。
プログラム提供:松尾郁子(作家)
「本当には無いけど、空と地面を分ける線」
英語では水平線も地平線も「Horizon」
そんな普段まっすぐな線が踊り出したら、どんなものがたりがはじまる?

■画用紙の上の水平線をダンスさせる
くねくね,まがって。重なって、ねじれて・・・
線の上をとことこ歩くと、いつの間にか空をあるいたり、海の中をあるいたり・・・
絵の中は自由。絵の中だから自由。

■水平線の上と下の世界を描く
とことこ歩きながら、広がるものがたりを想像。
木。ビル。人。鳥。台風。波...
地下街。マントル。化石。ガス管。根っこ。地下神殿。石炭...。
天地の理解が出来て、常識にとらわれることがあっても、
なんだか、つじつまの合わないものがたりがはじまってくる。

■面でとらえる
絵の具で自分だけの色をつくる。線だけだったものがたりに変化がおこる。

■おうちのひとと紐を外す
紐を外す前に記録写真を一枚。それから紐を外すと変化が見える。
どうですか?個性的なものがたりと共に新しい構図がうまれていませんか!

■いくちゃん先生からみなさんへおはなし
今回はプロ画家の生涯の課題のひとつでもある構図について考えました。
紐をきっかけに、日常的に遊びの中でも課題を重ねていくと、 自分なりの感覚を見つけられて、紐がなくても自由に構図がとらえられるようになっていきます。おうちでもつづきの活動をしてください。

先生はおうちのひとへ、ひとりひとりのこどもの個性、作品の魅力を丁寧に伝える時間大切にしています。
機会があれば、いくちゃん先生とたくさんおはなしをしてください。

あのね、聞いて!ここはね...♪
いつもの景色も水平線がダンス♪しだしたら・・・?!
こどもたちのものがたりは、まだまだつづきます。


2023年1月は「てつがくする?」こども哲学です。

身の回りの「?」をみつけて、「?」をつくりながら、対話します。
みなさまにお会いできるのを楽しみにしております。




※2022年小学生コース概要 はこちらから⇒●年間コース⇒●3か月コース

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